1. はじめに
現代社会において、クレジットカードは実店舗での買い物からオンラインショッピングまで、私たちの生活に不可欠な決済ツールとなっています 1。その起源は、1950年代にアメリカで、現金を持ち歩かなくても食事ができるシステムとして考案されたことに遡ります 1。
クレジットカードの根幹にあるのは「クレジット(Credit)」、すなわち「信用」という概念です 1。カードは、カード保有者が後で代金を支払う能力と意思があることをカード会社が保証する「信用の証」であり、これに基づいて利用者とカード会社の間に契約が結ばれ、キャッシュレスでの取引が可能になります 1。
しかし、その一枚のカードの裏側には、私たちの目には見えない複雑で高度な技術が詰め込まれています。本稿では、クレジットカード決済を支える基本的な仕組みから、ICチップ、非接触決済、AIを活用したセキュリティ対策といった最新技術に至るまで、その全貌を初心者にも分かりやすく、かつ専門的な視点から解説します。国内外の事例を交えながら、決済プロセス、主要な関係者、進化し続けるセキュリティ技術、そして今後の展望について深く掘り下げていきます。
本稿を通じて、クレジットカード決済の仕組みとそれを支える技術への理解を深め、より安全かつ効果的にカードを利用するための一助となることを目指します。
2. クレジットカード決済の基本的な仕組み
利用者が店舗でカードを提示し、瞬時に支払いが完了するように見えるクレジットカード決済ですが、その裏側では「オーソリゼーション(信用承認)」「クリアリング(売上確定)」「セトルメント(資金清算)」という3つの主要なステップが、複数の関係者によって連携されながら実行されています 4。
オーソリゼーション (Authorization / 信用承認)
オーソリゼーション(オーソリ)は、カードが利用されたまさにその瞬間に、そのカードが「使える状態」にあるかを確認するリアルタイムのプロセスです 4。主な目的は二つあります。一つは、偽造カード、盗難・紛失カードといった不正なカードによる利用を未然に防ぐこと 5。もう一つは、カードに設定された利用限度額を超えていないか、支払い遅延などの問題がないかを確認することです 5。これにより、加盟店は代金未回収のリスクを、カード発行会社は不正利用や貸し倒れのリスクを軽減できます 5。
プロセス:
- 利用者が加盟店でカードを提示(またはオンラインで情報を入力)します。
- 加盟店の決済端末は、取引金額などの情報を含むオーソリ要求電文を作成し、加盟店契約会社(アクワイアラ)または決済代行会社(PSP)へ送信します。
- 要求電文は、国内の決済ネットワーク(例:CAFIS、JCN 4)を経由し、さらに国際ブランド(Visa、Mastercardなど)が運営するグローバルネットワーク(例:VisaNet 8, Mastercard Network/Banknet 8)へと転送されます。
- 国際ブランドネットワークは、カード番号情報(BIN)などから発行会社(イシュア)を特定し、要求電文を該当イシュアへルーティングします 4。
- イシュアは受信した要求に基づき、カードの有効性(有効期限切れ、紛失・盗難フラグなど)、利用限度額、不正利用の疑いなどを瞬時にチェックします 4。
- 問題がなければ取引を承認し、承認番号(オーソリゼーションコード)を含む応答電文を、逆の経路(国際ブランドネットワーク → 国内決済ネットワーク → アクワイアラ/PSP → 加盟店端末)で返送します 4。承認されなかった場合は、その理由を示すエラーコードが返されます 5。
このオーソリ承認は、あくまで「この取引を実行しても問題ない」という確認と与信枠の確保であり、この時点ではまだ売上は確定していません 4。取引データの形式には、国際標準規格であるISO8583などが用いられることがあります 11。
クリアリング (Clearing / 売上確定)
クリアリングは、オーソリで承認された取引を正式な売上として確定させ、加盟店がアクワイアラに対して代金の支払いを請求するプロセスです 4。通常、加盟店はその日の営業終了後などに、一日の取引データをまとめてアクワイアラに送信します(バッチ処理)。
プロセス:
- 加盟店は、確定した売上データをアクワイアラ(または国内の売上集計センター、例:CDS、J-TRANS 4)に送信します。
- アクワイアラは、受け取ったデータを処理し、国際ブランドのクリアリングネットワーク(例:Visa Base II, Mastercard GCMS 4)を通じて各取引のイシュアへ転送します 4。
- イシュアは、受け取ったクリアリングデータに基づき、カード会員への請求処理を行います 4。
クリアリングによって、オーソリ段階での仮確保が正式な売上請求へと変わり、後続のセトルメント(資金清算)プロセスへと進みます。
セトルメント (Settlement / 資金清算)
セトルメントは、クリアリングで確定した売上に基づき、関係する金融機関(主にイシュアとアクワイアラ)の間で実際にお金のやり取りを行う最終段階です 4。
プロセス:
- 国際ブランドは、一定期間(通常は毎日)のイシュアとアクワイアラ間の取引データを集計し、各社間で支払うべき、または受け取るべき正味金額を計算します。この計算には、取引金額だけでなく、カード会社間でやり取りされる手数料(インターチェンジフィー)も含まれます 4。
- 国際ブランドは、計算結果に基づき、各社間の資金移動を指示します。これにより、イシュアからアクワイアラへ(またはその逆方向へ)資金が移動します 4。
- 資金を受け取ったアクワイアラは、そこから所定の加盟店手数料(Merchant Discount Rate)を差し引いた金額を、契約に基づいて加盟店に支払います(加盟店精算) 2。
- 一方、イシュアは、クリアリングデータに基づいて作成した利用明細をカード会員に送付し、定められた支払日に会員の口座から利用代金を引き落とします 1。
大量の少額取引を効率的に決済するため、クリアリングハウスと呼ばれる機関がネッティング(相殺)を行うこともありますが、一社でも決済不能に陥ると連鎖的に影響が及ぶリスクも伴います 17。
主要プレイヤーとその役割
この一連の決済フローは、以下の主要なプレイヤーの連携によって成り立っています 13。
- カード発行会社 (Issuer / イシュア): 消費者に対してクレジットカードを発行し、入会審査(与信判断)やカード会員のアカウント管理を行います 3。オーソリ要求に対して承認・否認の判断を下し、最終的にカード会員へ利用代金を請求する役割を担います 4。信用リスクを負う主体でもあります。例:三井住友カード、三菱UFJニコス、楽天カードなど 22。
- 加盟店契約会社 (Acquirer / アクワイアラ): 加盟店(店舗やECサイト)と契約を結び、クレジットカード決済を導入・利用できる環境を提供します 13。加盟店の審査や管理、決済端末の提供、加盟店からの売上データの処理、イシュアへのオーソリ要求の仲介、イシュアからの資金受け取り、そして加盟店への代金支払い(立替払い)を行います 4。加盟店の開拓も重要な役割です 13。例:JCB、三井住友カード、三菱UFJニコスなど 18。日本では、イシュア業務とアクワイアラ業務を兼務する会社が多いのが特徴です 19。
- 国際ブランド (International Brands): Visa、Mastercard、JCB、American Express、Diners Club、Discover、銀聯(UnionPay)など、世界中で利用可能な決済ネットワークを構築・運営する組織です 8。決済システムのルールを定め、イシュアやアクワイアラにライセンスを供与し、両者間の取引データ(オーソリ、クリアリング)の中継とセトルメント(資金清算)を促進します 4。VisaのVisaNet 8、MastercardのBanknet 8 などが具体的なネットワーク名です。American ExpressやDiners Clubなどは、自身でカード発行と加盟店契約の両方を行う「3者間モデル(Closed Loop)」も採用しています 29。
- 決済代行会社 (Payment Service Provider / PSP): 加盟店(特にEC事業者)とアクワイアラや他の決済サービス提供会社(コンビニ決済、電子マネーなど)の間に立ち、複数の決済手段の導入契約、システム接続、売上管理などを一括して代行する事業者です 2。加盟店にとっては、個別に各社と契約・接続する手間を省き、運用を効率化できるメリットがあります 18。
- カード会員 (Cardholder): クレジットカードを利用して商品やサービスを購入する消費者です 1。
- 加盟店 (Merchant): クレジットカード決済を受け付けて商品やサービスを提供する事業者(店舗、ECサイトなど)です 1。
お金と情報の流れ
以下の図は、決済代行会社を介さない4者間モデル(カード会員、加盟店、アクワイアラ、イシュア)における、基本的なお金と情報の流れを示しています。
コード スニペット
sequenceDiagram
participant CH as カード会員
participant M as 加盟店
participant ACQ as アクワイアラ
participant Net as 国際ブランド<br>ネットワーク
participant ISS as イシュア
CH->>+M: 1. カード提示/情報入力
M->>+ACQ: 2. オーソリ要求
ACQ->>+Net: 3. オーソリ要求転送
Net->>+ISS: 4. オーソリ要求転送
ISS–>>-Net: 5. オーソリ応答 (承認/否認)
Net–>>-ACQ: 6. オーソリ応答転送
ACQ–>>-M: 7. オーソリ応答転送
M–>>-CH: 8. 商品/サービス提供 (承認時)
Note over M,ISS: 後日 (クリアリング&セトルメント)
M->>+ACQ: 9. 売上データ送信 (クリアリング)
ACQ->>+Net: 10. クリアリングデータ転送
Net->>+ISS: 11. クリアリングデータ転送
ISS->>+Net: 12. 資金移動指示 (セトルメント)
Net->>ACQ: 13. 資金移動指示 (セトルメント)
Note right of Net: (インターチェンジフィー考慮)
ACQ–>>-M: 14. 加盟店へ入金 (加盟店手数料差引)
ISS->>CH: 15. 利用代金請求
CH–>>ISS: 16. 利用代金支払い
図:クレジットカード決済におけるお金と情報の流れ(4者間モデル)
この一連の流れを見ると、クレジットカード決済システムがいかに多くの独立した事業者の連携の上に成り立っているかがわかります。標準化された通信プロトコル(例:ISO8583 11)と、国際ブランドが定めるルールによって、この複雑なシステムがグローバルに機能しています。参加者が増えれば増えるほど、カードが使える場所が増え、加盟店にとっては顧客が増えるという、典型的なネットワーク効果が働いています。
一方で、この利便性の裏には、消費者からは見えにくい複雑なプロセスとコスト構造が存在します。オーソリ、クリアリング、セトルメントの各段階でデータが複数の組織間を行き交い、その過程でインターチェンジフィー 4 や加盟店手数料 2 といったコストが発生しています。これらのコストは最終的に商品やサービスの価格に影響を与える可能性がありますが、その詳細は通常、消費者には開示されません。
このようなシステムの複雑さを背景に、決済代行会社(PSP)の役割が重要性を増しています 14。特に中小規模の事業者やECサイトにとって、複数のアクワイアラや決済ブランドと個別に契約し、システムを連携させるのは大きな負担です。PSPは、これらの手続きや技術的な接続、入金管理などを一本化することで 18、加盟店がより容易に多様な決済手段を導入できるよう支援しており、キャッシュレス決済普及の推進力となっています。
3. カード技術の進化:磁気ストライプからICチップへ
クレジットカードは、その誕生以来、セキュリティと利便性を向上させるために技術的な進化を遂げてきました。特に大きな変化が、記録媒体の主流が磁気ストライプからICチップへと移行したことです。
磁気ストライプカード
初期のクレジットカードやキャッシュカードで広く使われていたのが、カード裏面にある黒い帯状の磁気ストライプです 32。
- 仕組み: この磁気テープには、カード番号、有効期限、氏名などの基本的なカード情報が磁気的に記録されています 32。決済端末の読み取り部分(磁気ヘッド)にカードをスライドさせる(スワイプする)ことで、記録された情報を読み取ります 32。
- 限界と脆弱性: 磁気ストライプは、記録できる情報量が少なく、データが暗号化されていないという大きな問題を抱えています 32。最大の脆弱性は、スキマーと呼ばれる安価な装置で簡単に情報を不正に読み取られ(スキミング)、その情報を使って偽造カード(クローンカード)が容易に作成できてしまう点です 33。これにより、世界中で偽造カードによる不正利用被害が多発しました 33。また、認証方法は主にサイン(署名)に依存していましたが、サインは容易に模倣される可能性があり、確実な本人確認手段とは言えませんでした 32。さらに、磁石などの磁気を発するものに近づけるとデータが破損し、カードが使えなくなる「磁気不良」も頻繁に起こる問題でした 33。
ICチップカード (EMVカード)
磁気ストライプの脆弱性、特にスキミングや偽造による不正利用の深刻化 33 を背景に、より安全な決済手段として開発・普及が進んだのがIC(Integrated Circuit)チップを搭載したカードです。この技術の国際標準規格は、開発を主導したEuropay、Mastercard、Visaの頭文字をとって「EMV」と呼ばれています 38。
- 仕組み: カード表面に埋め込まれた、約1cm四方の金属部分がICチップです 32。このチップは、CPU(中央処理装置)やメモリを持つマイクロプロセッサであり、小さなコンピュータのように機能します 39。カード情報は、このICチップ内部に安全に記録されます 32。決済時には、カードを決済端末に差し込む(接触型)か、端末にかざす(非接触型、後述)ことで、チップと端末が通信を行います 32。
- セキュリティ上の利点:
- 情報量の多さと暗号化: ICチップは磁気ストライプよりも格段に多くの情報を記録でき、その情報は高度に暗号化されて保存されます 32。これにより、不正な情報の読み取りや解析が極めて困難になっています。
- スキミング・偽造耐性: ICチップの最大の利点の一つが、偽造やスキミングに対する高い耐性です。磁気ストライプの情報は静的で、一度読み取られるとそのままコピー可能でした。しかし、ICチップは決済時に端末と能動的に通信し、多くの場合、取引ごとに固有の動的なデータ(暗号署名やクリプトグラム、後述)を生成します 35。たとえ通信データが傍受されても、そのデータは他の取引では再利用できないため、単純な情報コピーによる偽造カードの作成はほぼ不可能です 32。
- 暗証番号 (PIN)による認証: ICカード決済では、原則としてカード保有者が事前に設定した4桁の暗証番号(PIN: Personal Identification Number)を決済端末に入力することで本人確認を行います 8。サイン認証に比べて客観的で安全性が高く、カードの紛失・盗難時にも、暗証番号を知らない第三者による不正利用のリスクを大幅に低減できます 40。
- 日本におけるIC化の義務化: 日本でも、クレジットカードのセキュリティ強化を目的として、2018年施行の改正割賦販売法により、カード発行会社にはICチップ付きカードの発行が、加盟店にはICカード対応決済端末の導入が義務付けられました 36。この背景には「ライアビリティシフト(責任の移行)」という考え方があり、IC未対応の端末で偽造カードによる不正利用が発生した場合、原則として加盟店側がその損害責任を負うことになります 38。これにより、加盟店側のIC対応が促進されました。
- 共存と移行: とはいえ、国内外にはまだICカードに対応していない決済端末も存在するため、現在発行されている多くのクレジットカードには、ICチップと磁気ストライプの両方が搭載されています 39。これは後方互換性を保つためですが、同時に、磁気ストライプ部分がスキミングされるリスクは依然として残っていることを意味します 38。
以下の表は、磁気ストライプカードとICチップカードの主な違いをまとめたものです。
表1: 磁気ストライプカードとICチップカードの比較
特徴 | 磁気ストライプ | ICチップ |
情報記録媒体 | 磁気テープ(カード裏面の黒い帯) 32 | マイクロプロセッサ(ICチップ、カード表面の金属部分) 32 |
情報記録方式 | 静的な磁気エンコーディング 32 | 暗号化されたデジタルデータ保存 32 |
情報容量 | 少ない 33 | 多い 33 |
暗号化 | なし 32 | あり 32 |
偽造・複製難易度 | 容易 33 | 極めて困難 35 |
スキミング耐性 | 低い 33 | 高い 33 |
主な認証方法 | サイン(署名) 32 | 暗証番号(PIN) 32 |
磁気干渉への耐性 | 低い 33 | 高い 33 |
この技術進化の過程を見ると、単なる技術の進歩というよりも、磁気ストライプのセキュリティ上の欠陥、特に深刻化する偽造・スキミング被害への対策 33 が、ICチップ化を強力に推進した原動力であったことがわかります。決済におけるセキュリティ確保は、技術革新を促す重要な要因なのです。
しかし、この移行には大きなコストが伴います。カード発行会社はICチップ搭載カードの製造コスト 32、加盟店やアクワイアラは新しいIC対応決済端末への投資 40 が必要となり、これが一部地域や事業者での導入遅延の一因ともなりました 38。ライアビリティシフト 38 は、このコスト負担を促す経済的なインセンティブとして機能しました。
さらに、ICチップと磁気ストライプが共存する過渡期 39 には、セキュリティ上のジレンマも生じます。カード自体は高度なセキュリティ機能を備えていても、IC未対応の端末で磁気ストライプとして利用されれば、旧来の脆弱性に晒されることになります 38。これは、カード技術だけでなく、それを受け入れる社会インフラ全体の更新が伴って初めて、セキュリティ効果が最大限に発揮されることを示唆しています。
4. ICカード決済の標準規格:EMVとは
ICチップ搭載カードによる決済の安全性と国際的な互換性を確保するために定められた世界標準規格が「EMV」です。
EMVCoの設立と役割
EMVは、元々この規格を共同で開発したEuropay(後にMastercardに統合)、Mastercard、Visaの3社の頭文字を取ったものです 38。現在では、これら3社に加え、JCB、American Express、Discover、銀聯(UnionPay)といった主要な国際ブランドも参加する組織「EMVCo」が、EMV仕様の開発、管理、ライセンス供与を行っています 46。EMVCoの目的は、ICカード、決済端末、関連技術(トークン化、3Dセキュア、QRコード決済など)に関する世界共通の仕様を策定・維持することで、安全で信頼性の高い決済環境と、国際的な相互運用性(インターオペラビリティ)を実現することにあります 42。
EMVトランザクションフローの概要
EMVに基づいた決済(接触型)では、カードが端末に挿入されると、ICチップと端末の間で複雑な情報のやり取りが行われます 35。この通信を通じて、カードが本物であることの確認(カード認証)、カード保有者が正当な利用者であることの確認(カード保有者認証、主にPIN入力)、そして取引自体の正当性の確認が行われます。
オフラインデータ認証 (Offline Data Authentication – ODA)
EMVの重要なセキュリティ機能の一つが、オフラインデータ認証(ODA)です。これは、決済端末が、必ずしも毎回オンラインでカード発行会社(イシュア)に問い合わせることなく、その場でICカードが偽造されていないか、データが改ざんされていないかを検証できる仕組みです 51。これにより、通信環境がない場所での決済や、オンライン通信に伴う時間遅延の削減が可能になります。ODAには主に以下の3つの方式があり、より安全性の高いものが優先的に使用されます 46。
- SDA (Static Data Authentication / 静的データ認証): 最も基本的な方式です。ICカード内には、カード番号や有効期限などの「静的認証データ」と、それに対する発行会社のデジタル署名が記録されています。端末は、発行会社の公開鍵を使ってこの署名を検証し、データが改ざんされていないことを確認します 46。ただし、この方式はデータの改ざんは防げますが、カード自体の複製(クローニング)を防ぐことはできません 54。そのため、現在ではほとんど使用されていません 51。
- DDA (Dynamic Data Authentication / 動的データ認証): SDAの弱点であるクローニング対策を強化した方式です。DDA対応カードには、発行時にそのカード固有の秘密鍵と公開鍵のペアが格納されています 51。決済時、端末は乱数(毎回異なるランダムな数値)を生成してカードに送信します。カードは受け取った乱数と自身の秘密鍵を使って、取引ごとに固有のデジタル署名(動的署名)を生成し、端末に返します 46。端末は、カードの公開鍵(これは発行会社の署名付き証明書で安全性が保証されています)を使ってこの動的署名を検証します。偽造カードは正しい秘密鍵を持っていないため、有効な動的署名を生成できず、検知することが可能です。これにより、データの改ざんだけでなく、カードのクローニングも防止できます 54。
- CDA (Combined DDA / Application Cryptogram generation): DDAをさらに改良した方式です。DDAの動的署名生成プロセスと、後述するオンライン認証用の暗号文(クリプトグラム)生成プロセスの一部を統合し、カードと端末間の通信回数を削減して処理を効率化します 46。現在、最も安全性の高いオフライン認証方式の一つとされています。
決済時には、カードと端末がそれぞれ対応している認証方式を確認し、CDA > DDA > SDA の優先順位で、双方が対応可能な最も安全な方式が選択されます 51。
オンライン認証とクリプトグラム
オフライン認証だけではリスクが高いと判断される場合や、取引金額が大きい場合などには、オンラインで発行会社(イシュア)にオーソリゼーションを要求します。この際、EMVでは「クリプトグラム」と呼ばれる暗号化された値を用いて、さらにセキュリティを高めます。
- ARQC (Authorization Request Cryptogram): オンラインオーソリが必要な場合、ICチップは取引金額、日時、通貨などの取引情報と、チップ内部に保有する発行会社と共有された秘密鍵(マスターキーから導出されるセッションキー)を使って、ARQCと呼ばれる固有の暗号文を生成します 4。このARQCは、オーソリ要求電文の一部としてイシュアに送信されます 4。
- Issuer Verification: イシュアは、受信したARQCと取引情報、そして自身が保有する同じ秘密鍵を使って、ARQCを再計算します。受信したARQCと再計算したARQCが一致すれば、そのオーソリ要求が正当なICカードから発行され、かつ途中でデータが改ざんされていないことを暗号学的に検証できます 4。
- ARPC (Authorization Response Cryptogram): イシュアは、オーソリ応答(承認または否認)にARPCと呼ばれる応答用のクリプトグラムを含めて返すことがあります。ICチップは、このARPCを自身の鍵で検証することで、応答が確かに正当なイシュアからのものであることを確認できます 4。
決済ネットワークの役割
これらのEMVトランザクション(オフライン認証結果やオンラインオーソリ要求/応答、クリプトグラムを含む)は、VisaNet 8 やMastercard Network/Banknet 8 といった国際ブランドが運営するグローバルな決済ネットワークを通じて、アクワイアラとイシュアの間で安全かつ迅速に伝送されます 8。これらのネットワークは、EMV仕様に基づいたデータ形式(多くはISO8583ベース 9)を処理し、世界中のどこでカードが使われても、適切な発行会社に情報を届け、応答を加盟店に戻すための基幹インフラとして機能しています。日本国内では、CAFISやJCNといった国内ネットワークが、加盟店/アクワイアラと国際ブランドネットワークとの接続を中継する役割も担っています 4。
EMVのセキュリティは、単一の技術ではなく、複数の要素が組み合わさった多層的な防御策と言えます。オフラインでのカード自体の真正性検証(SDA/DDA/CDA)と、オンラインでの取引データの完全性・真正性検証(ARQC/ARPC)が連携することで、磁気ストライプ時代とは比較にならない高いセキュリティレベルを実現しています。
特に、SDAからDDA/CDAへの進化は、単に静的な情報を検証するのではなく、カード固有の秘密鍵を用いて取引ごとに異なる動的なデータを生成・検証するという、セキュリティ思想の大きな転換点でした 51。この「動的データ認証」こそが、磁気ストライプでは防げなかった偽造カード(クローンカード)による不正利用を大幅に削減した核心的な技術です。
ただし、EMVCoがグローバルな標準規格を提供しているとはいえ 42、どのオフライン認証方式を推奨するか 51、あるいはネットワーク内での詳細な通信プロトコル 8 など、ブランドや地域によって実装に若干の差異が見られることもあります。そのため、真の国際的な相互運用性を確保し、常に最新のセキュリティレベルを維持するためには、EMVCoによる仕様更新や、国際的なテスト・認証プロセス(例:EMVCo L3テスト 47)の継続的な実施が不可欠となっています。
5. クレジットカードを守るセキュリティ技術
EMV(ICチップ)はカード自体の偽造防止に大きく貢献しましたが、クレジットカード情報は依然として様々な脅威に晒されています。特にオンライン取引の増加に伴い、カード情報そのものが盗まれ悪用されるケースが増加しています。これに対抗するため、EMV以外にも様々なセキュリティ技術が開発・導入されています。
トークン化 (Tokenization)
トークン化は、クレジットカード番号(PAN: Primary Account Number)そのものを、それとは全く関連性のない別の値(トークン)に置き換えて利用する技術です 64。特に、加盟店のシステム内やモバイルデバイスなど、カード番号を直接保存することがリスクとなる場面で活用されます。日本で義務化されているカード情報の「非保持化」(加盟店がカード情報を自社システムで保存・処理・通過しないこと)を実現するための重要な手段の一つです 43。
- 仕組み: 利用者がカード情報を入力すると、決済代行会社や国際ブランド(トークンサービスプロバイダ:TSP)がその情報を安全な保管庫(トークンボルト)に保管し、代わりに一意のトークンを生成して加盟店やデバイスに返します 64。実際の決済処理時には、このトークンがカード番号の代わりに使用されます。トークン自体は元のカード番号を推測できないように生成されており 66、多くの場合、特定の加盟店、デバイス、取引の種類などに利用が限定されているため、万が一漏洩しても不正利用される価値が極めて低いのが特徴です 65。暗号化がデータを数学的に変換するのに対し、トークン化は無関係な値に置き換える点が異なります 66。EMVCoも「EMV Payment Tokenisation Specification」という標準規格を定めています 68。
- 利点: 加盟店システムからのカード番号漏洩リスクを大幅に低減できます 64。また、加盟店がカード番号を直接扱わないため、後述するPCI DSS準拠の負担を軽減できます 65。ECサイトでのカード情報保存(次回以降の入力省略)やサブスクリプションなどの継続課金も、トークンを利用することで安全に実現できます 65。Apple PayやGoogle Payといったモバイル決済の基盤技術でもあります 67。
3Dセキュア (3D Secure / EMV 3-D Secure)
3Dセキュアは、インターネットショッピングなど、カード自体を提示しない非対面取引(CNP: Card Not Present)における不正利用対策として導入された本人認証サービスです 56。盗まれたカード情報(カード番号、有効期限、セキュリティコード)だけを使った「なりすまし」による不正購入を防ぐことを目的としています。
- 仕組み (EMV 3DS / 3DS 2.0): 初期の3Dセキュア(バージョン1.0)は、全ての取引で利用者にパスワード入力を求める方式でしたが、入力の手間やパスワード忘れによる「カゴ落ち」(購入離脱)が問題視されていました 70。現在主流のEMV 3-Dセキュア(通称3Dセキュア2.0)では、「リスクベース認証」が採用されています 70。決済時、カード会社は利用者のデバイス情報(OS、ブラウザなど)、IPアドレス、購入履歴、配送先情報、取引金額など、100以上の項目をリアルタイムに分析し、不正利用のリスクを判定します 70。リスクが低いと判断されれば、利用者は追加の認証操作なしに(フリクションレスで)決済を完了できます。一方、リスクが高いと判断された場合のみ、追加の認証(チャレンジ)が要求されます。この認証方法としては、SMSや専用アプリで送られるワンタイムパスワード、指紋や顔などの生体認証、カード会社のアプリでの承認などが用いられ、パスワード方式よりも安全性が向上しています 70。各国際ブランドは、Visa Secure(Visa)、Mastercard Identity Check(Mastercard)、J/Secure(JCB 73)といった名称でこのサービスを提供しています。
- 利点: オンラインでのなりすまし不正利用を効果的に防止できます 70。また、EMV 3DSによる本人認証が成功した取引で不正利用(チャージバック)が発生した場合、原則としてその損失責任は加盟店ではなくカード発行会社が負うことになるため、加盟店のチャージバックリスクを低減できます 70。リスクベース認証により、利用者にとっても不要な認証ステップが減り、利便性が向上しました 70。日本でも、改正割賦販売法に基づくセキュリティガイドラインで導入が強く推奨されています 45。
PCI DSS (Payment Card Industry Data Security Standard)
PCI DSSは、クレジットカード情報を処理、保存、または伝送する全ての事業者(加盟店、決済代行会社、カード会社など)が遵守すべき、情報セキュリティに関する国際的な基準です 12。Visa、Mastercard、JCB、American Express、Discoverによって設立されたPCI SSC (Payment Card Industry Security Standards Council) によって管理されています。
- 概要: PCI DSSは、「安全なネットワークの構築と維持」「カード会員データの保護」「脆弱性管理プログラムの維持」「強固なアクセス制御手法の導入」「ネットワークの定期的な監視・テスト」「情報セキュリティポリシーの維持」という6つの目標と、それに対応する12の要件から構成されています 75。具体的には、ファイアウォールの設置、カード情報の暗号化やマスキング(表示制限)、不要なデータの削除、アクセス権限の厳格な管理、システムへの不正アクセス監視、定期的なセキュリティ診断(脆弱性スキャンや侵入テスト)、従業員へのセキュリティ教育などが求められます。準拠すべき要件のレベルは、年間のカード取引量などによって異なります 75。
- 重要性: PCI DSSへの準拠は、カード情報漏洩を防ぎ、消費者と事業者の双方を保護するための基本的な取り組みです 75。準拠を怠ると、多額の罰金が科されたり、最悪の場合カード決済の取り扱いライセンスを剥奪されたりする可能性があります 75。カード情報の非保持化(トークン化の利用など)や、PCI DSSに準拠した決済代行サービスを利用することで、加盟店自身の準拠負担を軽減することも可能です 75。
不正検知システム (Fraud Detection Systems – FDS)
FDSは、クレジットカード取引をリアルタイムまたはそれに近い速度で監視し、不正なパターンや疑わしい挙動を検知して、損害が発生する前に取引をブロックしたり、追加の確認を促したりするシステムです 73。
- 仕組み: 従来のFDSは、専門家が設定したルール(例:「短時間に同一カードで高額取引が連続した場合」「深夜に海外で利用があった場合」など)に基づいて不正を判定していました。しかし、近年のFDSでは、これに加えてAI(人工知能)やML(機械学習)技術が積極的に活用されています 74。AI/MLは、過去の膨大な正常取引データと不正取引データを学習し、人間では気づきにくい複雑なパターンや、常に変化する新たな不正手口を自動的に検知することができます 78。例えば、利用者の普段の購買行動、利用デバイス、IPアドレス、位置情報、取引の時間帯、購入商品の種類などを多角的に分析し、異常な組み合わせや通常からの逸脱度合いをスコアリングしてリスクを判定します 78。ディープラーニング、グラフニューラルネットワーク(カード利用者、加盟店、取引の関係性を分析)、異常検知アルゴリズムなどが用いられています 78。
- 事例: カード発行会社や決済代行会社は、これらの高度なFDSを導入し、オーソリ要求時やオンライン決済時に不正リスクを評価しています 73。AIは、単なる不正利用検知だけでなく、マネーロンダリング(資金洗浄)対策(AML) 78 や、近年問題となっているディープフェイク技術を用いたなりすまし攻撃の検知 82 などにも応用が広がっています。国内外の多くのフィンテック企業やITベンダーが、AIを活用した不正検知ソリューションを提供しています(例:イスラエルのForter 84、米国のTwo Sigma 85、日本のインテリジェントウェイブ 80、GMOあおぞらネット銀行とGMOインターネットグループの共同開発 83、UPSIDER 81 など)。
これらのセキュリティ技術は、それぞれが独立して機能するのではなく、相互に連携し補完し合うことで、「多層防御(Defense in Depth)」と呼ばれる強固なセキュリティ体制を構築しています。例えば、実店舗での決済はEMVチップが守り、オンライン決済では3Dセキュアが本人確認を行い、加盟店のシステムに保存される(あるいは通過する)カード情報はトークン化で保護され、全ての取引はFDSによって監視され、そしてこれら全ての基盤となるシステム環境はPCI DSSに準拠して安全に保たれる、といった具合です。
このセキュリティ強化の歴史は、不正を試みる者たちとの終わりのない「いたちごっこ」の連続でもあります。磁気ストライプの偽造がEMVによって困難になると、不正の手口はオンラインでのなりすまし(CNP不正)へと移行し、それに対応するために3Dセキュアや高度なFDSが開発されました 70。今後も新たな脅威が出現するたびに、それを防ぐための新しい技術や対策が求められ続けるでしょう。
近年のセキュリティ技術、特にEMV 3DSのリスクベース認証 70 やAIを活用したFDS 78 は、取引データだけでなく、それを取り巻く様々なコンテキストデータ(利用者の行動履歴、デバイス情報、位置情報など)を分析することが不可欠となっています。これは、単にカード情報が正しいかだけでなく、「その取引が本当に本人によるものか」を状況証拠から判断しようとするアプローチであり、データ分析能力そのものがセキュリティの中核を担う時代になっていることを示しています。
表2: 主なクレジットカードセキュリティ技術の概要
技術名 | 主な目的 | 簡単な仕組み | 主な適用場面 |
ICチップ (EMV) | カード自体の認証、偽造防止 | 暗号化データ、動的クリプトグラム生成 33 | 実店舗での対面決済(POS) |
トークン化 | カード番号(PAN)保護、非保持化 64 | PANを代理の値(トークン)に置換 64 | オンライン決済、モバイルウォレット、カード情報の保存(継続課金など) |
3Dセキュア (EMV 3DS) | カード会員の本人認証 70 | リスクベース分析、必要に応じ追加認証 70 | オンライン決済(Eコマース) |
PCI DSS | 安全なカード情報取扱環境の標準化 75 | ネットワーク、データ保護、アクセス制御等の要件 75 | カード情報を扱う全ての事業者 |
不正検知システム (FDS) | 不正な取引の識別・防止 77 | ルールベース、AI/MLによるパターン分析 77 | オンライン・オフライン取引のリアルタイム監視 |
6. 非接触決済とモバイル決済の普及
近年、ICチップ技術を基盤として、より迅速で便利な決済体験を提供する非接触決済(コンタクトレス決済)や、スマートフォンを利用したモバイル決済が世界的に急速に普及しています。
非接触決済(コンタクトレス決済)
- 仕組み: これは、NFC(Near Field Communication:近距離無線通信)という技術を利用し、クレジットカードやデビットカード、あるいはNFC搭載のスマートフォンなどを、対応する決済端末にかざす(タップする)だけで支払いが完了する方式です 32。通信距離は数センチメートル程度と短く、意図しない決済を防ぐように設計されています。
- 利便性と速度: カードを端末に挿入してPINを入力したり、磁気ストライプをスワイプしてサインしたりする手間が省けるため、レジでの支払い時間を大幅に短縮できます 35。特に少額決済が多いコンビニエンスストアや交通機関などでの利便性が高いとされています。
- セキュリティ: 非接触決済も、基本的なセキュリティは接触型のEMVチップ決済に基づいています。通信は暗号化され、取引ごとに動的なデータが生成されるため、傍受による情報漏洩や偽造のリスクは低いとされています 88。ただし、利便性を優先するため、一定金額以下の支払いではPIN入力やサインが省略されることが一般的です 88。
- 国際標準 vs. 日本: 国際的には、Visaの「Visaコンタクトレス(旧称payWave)」、Mastercardの「Mastercardコンタクトレス(旧称PayPass)」、JCBの「JCBコンタクトレス(旧称J/Speedy)」 88 など、NFCの国際標準規格であるType A/Bに基づいた方式が広く普及しています。一方、日本では、これらに加えてソニーが開発したFeliCaという独自のNFC技術が、SuicaやPASMOといった交通系ICカードや、楽天Edy、iD、QUICPayといった電子マネーサービスで長年にわたり広く利用されてきました 90。FeliCaは処理速度が速いという利点がありますが、国際的な互換性が低いという課題がありました 92。近年、日本でも国際標準のNFC Type A/Bに対応したカードや端末が増加しており、FeliCaベースのサービスと共存・競合しています。
スマートフォン決済
スマートフォンが、物理的なカードに代わる決済デバイスとして急速に普及しています。
- 仕組み: スマートフォンに搭載されたNFC機能(またはQRコード表示/読み取り機能)と、デジタルウォレットアプリを利用します。利用者は、アプリに自分のクレジットカードやデビットカード情報を登録(トークン化)しておくことで、スマートフォンを決済端末にかざしたり、QRコードを提示/スキャンしたりして支払いを行います 32。
- 主要サービス: 代表的なNFCベースのモバイル決済サービスとして、Apple PayとGoogle Pay™ があります 67。これらは、登録されたカード情報を基に、VisaコンタクトレスやMastercardコンタクトレスなど、各国際ブランドの非接触決済仕様に準拠した支払いを行います 88。
- トークン化の活用: モバイル決済のセキュリティの根幹を支えているのがトークン化技術です 67。スマートフォンアプリにカードを登録する際、実際のカード番号は暗号化されてカード発行会社(またはTSP)に送られ、検証後にデバイス固有のトークン(デバイスアカウント番号)が発行されてスマートフォン内の安全な領域(Secure ElementやソフトウェアベースのHCE 56 など)に保存されます 69。支払い時には、このトークンが実際のカード番号の代わりに使われるため、カード番号そのものが加盟店や第三者に漏洩するリスクが大幅に低減されます 67。
- 認証: 支払い時には、スマートフォンのロック解除に使われる生体認証(指紋認証、顔認証)やパスコード入力が本人確認として機能し、物理カードのPIN入力に代わる、またはそれを補完する認証手段となります 67。
国内外の普及状況
- Global Trends: 非接触決済やモバイル決済は、その利便性やスピード、さらには新型コロナウイルス感染症のパンデミックを契機とした衛生意識の高まりから、世界中で急速に利用が拡大しています。EMVCoの報告によると、2021年時点で発行済みカードの66%、全世界の対面取引の86%以上がEMVチップ技術(接触・非接触含む)を利用しているとされています 49。特にヨーロッパやオーストラリアなどでは、非接触決済の利用率が非常に高い水準に達しています 94。
- 日本の状況: 日本は、FeliCaベースの交通系ICカードや電子マネーが早くから普及していた 90 という独自の背景があります。一方で、国際標準のNFCコンタクトレス決済の導入は比較的遅れていましたが 86、近年急速に普及が進んでいます。Apple PayやGoogle Payの登場 88 もこれを後押ししました。また、日本市場のもう一つの大きな特徴は、PayPay、楽天ペイ、d払い、au PAYといったQRコード/バーコード決済サービスが、大規模なキャンペーンなどを通じて急速にシェアを拡大したことです 95。これにより、日本のキャッシュレス決済市場は、NFC(Type A/B、FeliCa)とQRコードという複数の技術が共存・競争する複雑な様相を呈しています。日本のキャッシュレス決済比率は年々上昇しており、2023年には39.3% 98、2024年には42.8% 101 に達し、政府目標の4割を達成しました 101。しかし、韓国(90%超)や中国(80%前後)といったキャッシュレス先進国と比較すると、まだ低い水準にあります 94。内訳を見ると、依然としてクレジットカードが決済額の大半(2024年で約83%)を占めていますが、コード決済も約10%までシェアを伸ばしています 101。
- アジアの動向: アジア、特に中国や東南アジア諸国では、モバイル決済、中でもQRコード決済が驚異的なスピードで普及しました 48。これには、急速なスマートフォン普及、既存の銀行口座やクレジットカードインフラが未整備だった地域で、それらを飛び越えて(リープフロッグして)モバイル中心の決済システムが構築されたこと 94、AlipayやWeChat Payといった強力なプラットフォーマーの存在、そして中国政府による後押し 96 などが背景にあります。ASEAN地域などでは、各国のQRコード決済システム間の相互接続を進め、越境での利用を可能にする取り組みも見られます 94。
現在の決済市場は、世界的に見ると、国際標準であるNFC Type A/Bへの収斂の動き 88 と、地域ごとの独自規格(FeliCa)や新興技術(QRコード)が混在・競合するという、二つの側面を持っています。これは、加盟店にとっては複数の決済方式に対応するためのシステム投資や運用の複雑化を招き、消費者にとっては利用できるサービスや場所が分断されるという課題を生んでいます。
その中で、スマートフォンは物理的なカードの役割を代替し、主要な決済インターフェースとしての地位を確立しつつあります。トークン化 67 と生体認証などのデバイス固有の認証機能 67 により、複数のカードを安全かつ便利に持ち歩けるようになり、物理カード以上の利便性とセキュリティを提供する可能性を秘めています。
地域による普及率の違いは、単に技術の優劣だけでなく、各国の金融インフラの整備状況や規制、文化、そして政府の政策といった歴史的・社会的背景を反映しています。例えば、中国や東南アジアの一部では、従来のカードインフラ整備が遅れていたことが、逆にモバイル/QR決済への急速な移行(リープフロッグ)を可能にしました 94。一方で、既にカードインフラが普及していた国々では、既存の端末をIC対応や非接触対応に更新するためのコストが、新しい決済方式への移行ペースに影響を与えています。
7. クレジットカード技術の最新動向と未来
クレジットカード技術は、セキュリティ強化と利便性向上を目指して、今もなお進化を続けています。特に、生体認証、AI、そして国際的な連携に関する動向が注目されます。
生体認証技術
生体認証は、指紋、顔、虹彩、声紋、静脈パターンといった、個人に固有の身体的・行動的特徴を用いて本人確認を行う技術です 93。パスワードやPINのように記憶・入力する必要がなく、物理的なカードやデバイスのように紛失・盗難のリスクも(原理的には)ないため、より安全で利便性の高い認証方式として期待されています 93。
- クレジットカードへの応用:
- 生体認証カード: カード自体に指紋センサーを搭載し、決済時にカード上のセンサーに指を置くことで本人認証を行うタイプのカードが、Samsung、Mastercard、Thales、Idemiaといった企業によって開発・実用化されつつあります 108。これにより、決済端末でのPIN入力が不要になり、よりスムーズで安全な支払いが可能になります。
- 顔認証決済: 店舗のセルフレジや自動販売機などで、事前に登録した顔情報とクレジットカード情報を紐づけ、支払い時に顔認証で決済を完了させるシステムの実証実験や導入が進んでいます(例:NECの取り組み 110)。
- モバイル決済での活用: スマートフォンでのモバイル決済(Apple Pay, Google Payなど)においては、デバイスに搭載された指紋認証(Touch IDなど)や顔認証(Face IDなど)が、支払い時の承認手段として広く利用されています 67。
- 最新技術: より精度と安全性を高めるために、複数の生体情報(例:顔と声)を組み合わせる「マルチモーダル生体認証」 93 や、写真や動画によるなりすましを防ぐための「生体検知(liveness detection)」、AIによるディープフェイク画像・映像の検出技術 82 なども開発されています。
AIによる不正利用対策の高度化
第5章で触れたように、AIと機械学習(ML)は、クレジットカードの不正利用対策において、もはや不可欠な技術となっています 74。
- トレンド: 単純なルールベースの検知から、ディープラーニングやグラフ分析といった高度なAIモデルを用いた、より複雑で巧妙な不正パターンのリアルタイム検知へと進化しています 78。これらのモデルは、膨大な取引データから継続的に学習し、新たな不正手口にも迅速に適応する能力を持っています。
- 活用事例: 取引ごとのリスクスコアリング、異常な行動パターンの検出、不正利用ネットワークの特定、マネーロンダリング対策(AML) 78 など、その応用範囲は広がっています。AIによるリスク判定結果を、EMV 3Dセキュアの認証要否判断に活用する 79 など、他のセキュリティ技術との連携も進んでいます。多くの金融機関や決済事業者が、自社開発または専門ベンダー提供のAI不正検知システムを導入しています 80。
- 課題: AIモデルの精度を高めるためには大量かつ質の高いデータが必要であること、AIの判断根拠が不明瞭になりがちな「ブラックボックス問題」 78、そして学習データに含まれるバイアスが不公平な判断につながる可能性 112 などが課題として挙げられます。これに対し、判断根拠を説明可能にする「説明可能なAI(XAI)」 78 の研究開発も進められています。
国内外のキャッシュレス化動向
- 統計データ: 世界的にキャッシュレス決済は拡大傾向にあります。2024年の世界のクレジットカード決済市場規模は約6,906億米ドルと評価され、2033年には1兆3,164億米ドルに達すると予測されています 113。日本のキャッシュレス決済比率も着実に上昇し、2024年には42.8%(141.0兆円)に達しました 101。これは政府目標の4割を達成するものではありますが 98、依然として韓国(90%超)や中国(80%前後)などの先進国には及ばない水準です 102。日本の内訳ではクレジットカードが圧倒的なシェア(約83%)を占め、次いでコード決済(約10%)、電子マネー(約4%)、デビットカード(約3%)となっています 101。
- 市場予測: 日本国内においても、後払い決済サービス市場が2028年度に約2兆8,000億円 114、キャッシュレス決済市場全体が2025年度には112兆円規模に達するとの予測 115 もあり、今後も成長が続くと見込まれます。
日本のIC化・セキュリティ対策の進捗
- ICカード・端末普及: 改正割賦販売法 36 や業界ガイドライン 43 により、日本国内のクレジットカードのIC化(カードと端末双方)は大きく進展しました。目標として「100%IC化」が掲げられ 38、IC対応端末の導入も義務化されました 43。クレジットカードの発行枚数も増加傾向にあり、2023年末時点で約2億8,764万枚に達しています 117。一人当たりの保有枚数も国際的に見て多い水準です 118。
- セキュリティガイドライン: クレジット取引セキュリティ対策協議会(事務局:日本クレジット協会 119)が策定・改訂している「クレジットカード・セキュリティガイドライン」 43 が、業界全体のセキュリティ対策の指針となっています。このガイドラインでは、①カード情報の保護(非保持化またはPCI DSS準拠)、②偽造カード対策(カード・端末のIC対応)、③非対面取引での不正利用対策(EMV 3Dセキュア導入、多面的・重層的な対策)などが求められています 43。これらの対策は、不正利用被害の実態や技術動向を踏まえて、定期的に見直されています 44。
- 不正利用対策: 日本においても、特にECサイトなどでの非対面取引におけるカード番号盗用による不正利用被害額が増加傾向にあり、2021年には過去最高の約330億円を記録しました 74。これに対し、経済産業省や金融庁などの行政機関と、日本クレジット協会 122 を中心とする業界団体が連携し、EMV 3Dセキュアの普及促進、不正検知システム(FDS)の高度化、加盟店のセキュリティ対策強化、フィッシング対策、消費者への啓発など、多岐にわたる対策を進めています 45。
海外の取り組み事例
- 欧州決済イニシアティブ (European Payments Initiative – EPI): ヨーロッパの大手銀行や決済事業者が中心となり、VisaやMastercardといった米国の国際ブランドに対抗しうる、欧州独自の統一決済スキーム(カード、デジタルウォレット、P2P送金など)を構築しようとする動きです 124。オランダの有力決済手段iDEALや決済技術企業Payconiqを買収するなど 125、具体的な動きを見せています。これは、デジタル分野における欧州の戦略的自律性を高めようとする、より大きな政策的流れ(デジタル主権)の一環と位置づけられます 127。
生体認証技術は、利便性とセキュリティを飛躍的に向上させる可能性を秘めていますが 93、同時に、変更不可能で極めて個人的な生体情報の管理・保護という新たな課題も提起します。その普及は、技術的な安全性確保はもちろんのこと、プライバシー保護に関する社会的な合意形成とのバランスの中で進んでいくと考えられます。
また、AIは不正対策の強力な武器となる一方で 74、不正を企む側もAIを利用してより高度な攻撃(例:ディープフェイクを用いた詐欺 82)を仕掛けてくる可能性があります。これは、AI技術の開発競争がセキュリティ分野においても激化していくことを意味し、防御側も常に最新の脅威に対応できるAI技術の開発・導入が求められます。
さらに、EPIのような地域の決済イニシアティブ 124 や、中国による銀聯やデジタル人民元の推進 48 は、決済システムが単なる商取引のインフラではなく、国家や地域の経済的な主権や地政学的な戦略ツールとしての側面を強めていることを示唆しています。
このように技術革新が進む一方で、日本を含む多くの国で、依然として現金への依存度が高い層が存在します 102。キャッシュレス化が急速に進む中で、デジタル機器の利用に不慣れな高齢者や、銀行口座を持たない人々、プライバシーへの懸念から利用をためらう人々などを取り残さない、金融包摂(Financial Inclusion)の視点も、今後の重要な課題となります。
8. まとめ
本稿では、クレジットカードを支える技術について、その基本的な決済の仕組みから、磁気ストライプからICチップへの進化、EMV標準、トークン化や3Dセキュアといったセキュリティ技術、そして非接触決済、モバイル決済、生体認証、AI活用といった最新動向まで、幅広く解説してきました。
クレジットカードの技術は、単なる利便性の追求だけでなく、常にセキュリティ上の脅威との戦いの歴史でもありました。磁気ストライプの脆弱性を克服するためにEMV(ICチップ)が生まれ、オンライン不正の増加に対応してトークン化やEMV 3Dセキュア、AI不正検知システムが進化してきました。これらの技術は独立して存在するのではなく、PCI DSSのような基盤となるセキュリティ基準のもとで連携し、多層的な防御体制を構築することで、私たちの決済の安全を守っています 44。
今後も、モバイル決済のさらなる普及、生体認証技術の浸透、AIによるパーソナライズされたセキュリティ対策の高度化といったトレンドは継続すると考えられます。同時に、データの保護とプライバシーへの配慮はますます重要になり、EPIのような地域主導の決済イニシアティブが国際的な競争環境に変化をもたらす可能性もあります。
この複雑で進化し続けるクレジットカード技術の世界を理解することは、単に技術的な好奇心を満たすだけでなく、私たちが日々利用する決済手段の安全性や利便性の背景を知り、より賢く、安全にカードを利用するための第一歩となります。セキュリティ対策は技術だけでなく、私たち利用者自身の意識と知識によっても支えられています。今後も最新の情報に関心を持ち、提供されるセキュリティ機能を理解・活用していくことが重要です。
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